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低用量ピル普及推進委員会

← 一覧に戻る      ◆対応表(2錠以上の飲み忘れ時)はこちら→

1錠(24時間まで)の飲み忘れ

飲み遅れてもいいので、気付いたら飲みましょう。
飲み忘れに気づいたら、その場ですぐ飲みましょう。

出先で気付いてすぐに飲めなくても、家に帰って飲める時間が24時間以内なら帰ってから飲んでもいいです。
その次の錠剤は、定時に飲みます。
遅れた分と定時の分の間隔が短くなっても、害はありません。

たとえば、定時に昨日の分を飲み忘れたことに気付いたら(つまりちょうど24時間遅れた場合)は、忘れた分と今日の分、2錠一緒に飲みます。

 

避妊効果は?
いろんな考え方があります。

・24時間遅れても2錠飲めば正しく対応したものとし、避妊効果はキープできるという考え
・ある時間で区切り、その時間を過ぎたら排卵の可能性を考え避妊効果はないと考える

人の身体のことですから、丸々24時間遅れてもたまたま排卵せずに過ごせるかもしれませんし、数時間の遅れでも排卵が起きてしまうかもしれない、ということです。

ではどう判断すればよいのでしょう?

エコーで正しく判断できる医師にすぐに卵巣を診てもらえば、排卵しそうかどうか状況がわかります。
しかし、
飲み忘れに気づいた時点で医療機関に行けるかどうか、そしてエコー診断を自費で受けるかどうか、また、飲み忘れによる排卵の診断ですから、病気ではないため保険は使えません。それを考えるとエコー診断は現実的ではない気が。

どうしても「今は避妊最優先!」という場合、飲み遅れたあとは定時服用を順守して7日間は、できるだけ慎重に対応しておくに越したことはありませんね。

ピルを飲み忘れたら
(日本産科婦人科学会編:低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン改訂版(2006)より改変)

実薬の飲み忘れ


1〜2錠
飲み忘れた場合

1〜2日
飲み始めるのが
遅れた場合

 


・3錠以上飲み忘れた場合   ・3日以上飲み始めるの  
                        が遅れた場合  


右記以外
の場合
15〜21錠目を
飲み忘れた場合
1〜7錠目を
飲み忘れ
他の避妊を
せずに性交が
行われた場合

できる限り速やかに
1錠の実薬を服用する。
その後1日1錠実薬を服用し続ける
実薬は最後まで
飲み終える
 
緊急避妊の
適応となる
 
   
続く7日間実薬を服用するまでの間、
別の避妊法を併用するか性交を控える


休薬
(偽薬の服用)を
しないで次の
シートを開始
 

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偽薬(22〜28錠目)の飲み忘れ
飲み忘れた偽薬は捨てる。
1日1錠飲み続ける

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 2錠以上飲み忘れた時の対応あれこれ

適切な対応というのは、何時間(何日)飲み忘れていたのか、飲み忘れた錠剤が何番目かによって変わります。
また、その人が最も必要とする効果が優先される対応によっても違ってきます。
日本のガイドラインでは無難に、一律「いったん中止して、次の生理を待つ」ですが、える・おーしぃでは必要とする効果に応じて臨機応変に、服用者にとってより安心できる方法をご紹介しています。但、平日昼間だったりなど、ご自身がかかっている医療機関に受診または電話で確認できるなら、きちんと医師の指導を受けてくださいね。

その対応方法はこちらへ→■2錠以上の飲み忘れ対応表■

<参考資料>
What's the pill?シリーズ
「エビデンスで示す 解りやすいOC処方Q&A」[資材番号:KSYN12]より
WHOのOCの飲み忘れに関する指導
(日本産科婦人科学会編:低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン改訂版(2006)より改変)